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『ゼロウォーキング』ブログ再開! 2019・2・13

私の治療家・トレーナー15年の中で発見した独断と偏見の

『人間の身体の原理原則』を展開しています~

 

身体を変えるにはイメージが大切!

今自分の身体はどんな感じで、

どういうイメージで身体は変化していくのか?

 

やり方だけではなく理屈が大切なのです~

それではブログをご覧ください~

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声楽編⑦一流の声楽家の身体の使い方~力のベクトル~

では、T先生は歌っている時

どんな方向に身体のパーツを

使っているのか?

 

そのベクトル方向を図解して

説明したいと思います

 

【前方から見た力のかかり方】

 

 

①背骨と脚は上下に引っ張り合う力

②肋骨上部は引き上げ、前方の肋軟骨付近には内臓ごと上方に引き上げる力

③前方から触る肋骨側壁は思ったより広がらない

④骨盤は前傾

⑤上肢は肋骨から独立し自然に開く方向へ

 

これをするには

【首と肋骨上部の分離】

【お腹と骨盤の分離】

ができないとできません~

 

ちなみに

首と肋骨上部の分離は

上肢の脱力ができて、肩甲骨を使いこなし

猫背を治さないと不可能です

 

ストレスなどが強い方は

肋骨上部や肩を引き上げて、

胸骨の真ん中が丸まるような

猫背呼吸になりやすい傾向があります

 

つまり首と肋骨上部を分離するには

ストレスコントロールもポイントになります

 

お腹と骨盤の分離は

腸内環境をよくして、

腹部のインナーマッスルを使いこなさないとできません~

 

さらっとやっているT先生!

超さすがです☆

 

【後方からみた力のかかり方】

 

①首の後ろ肋骨上部(背部)を引き上げる力

②肩甲骨を広げて、下方に引き下げる力

③肋骨下部を引き下げながら、横に広げる力

④骨盤前傾(腰椎3番での前傾)

⑤骨盤と足底で引っ張り合う力

 

これをするには

【首と肋骨上部を分離する力(背部)】

【肩甲骨と肋骨を分離する力】

【骨盤と脚を分離する力】

ができないとできません~

 

ちなみに首を引き上げる力を使うには

「脇を締める力」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年03月08日

声楽編⑥一流の声の反響の秘密~表情筋~

一流の声楽家の声の反響力にも秘密があります~

 

ということでT先生のある部分の

固さをチェック!

 

その場所とは・・・

 

「お顔の筋肉(表情筋)」と「頭皮」

 

いや~

やはり柔らかい!

さすが☆

 

基本的に筋肉というのは

骨から骨についていますが、

表情筋というのは骨から皮膚についています

 

表情筋と頭皮は頭蓋骨を包む

皮膚ということですが、

この皮膚の存在が声の反響に

とっても重要な要素となります

 

頭蓋骨の中には音を反響させる

骨の空間があります

 

副鼻腔・

などがそれになります

 

この空間を上手く使って

どう反響させるか?

 

コンサートホールなどは

ホールの壁の構造にかなり

こだわっているそうです

 

木製の壁を使ったりして

音の反響をコントロールしている

ところもあるそうです

 

お客様に届く反響時間は

計算しつくされている

ということになります

 

ということで歌い手の方も

コンサートホールの壁に相当する

頭蓋骨の骨の壁の固さに

こだわりたいですよね~

 

骨の空間を取り巻く皮膚が固いと

骨の空間の壁は固くなり、

「固い音」になります

 

一方、皮膚が柔らかければ

骨の空間の壁は柔らかくなり

「柔らかい音」を演出できます

 

骨は固いイメージだと思いますが

実は、骨の中はコラーゲン繊維が入っており、

健康な骨は基本「しなり」ます

 

皮膚が柔らかいとこの

骨の振動なども上手く反響に

使っているのかもしれません

 

もう一点、

皮膚というのは

「第3の脳」とも言われ

 

皮膚自体が「意思」を

持っていると言われています

 

後ろから「嫌いな人」が

来たら振り向かなくても

なんとなく嫌な感じがする

みたいなことないですか?

 

表情筋や頭皮を柔らかく使う

ということは

 

この第3の脳の働きもプラスされて、

より表現力が豊かになるのではないか?

 

そうな風におもいます~

 

一流の声楽家の方は

皮膚までも楽器にしてる~

 

いや~

ホントすごいです☆

 

ではまた次回☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年03月08日

声楽編⑤一流の脱力の仕方

「力を抜いて~」なんて

スポーツでも武道でもバレエでもヨガでも

どのジャンルでも共通して言われることです

 

力を抜くというのは、単に身体をぐにゃぐにゃに

することではなく、動く上で身体の状態を最適化すること

だと私は思っております

 

「おきあがりこぼし」→Iラインバランス

「やじろべえ」→Aラインバランス

 

前回のブログで書かせて頂きました

2種類のバランスのとり方ですが、

 

Iラインバランスは、重心が身体の真下にありますので

「手」は必要なく力みにくいバランスのとり方になります

 

Aラインバランスは、重心が外にありますので

やじろべえのようにバランスをとるのに

「手」が必要になり、バランスをとる際力みやすくなります

 

Aラインバランスの人に「力を抜いて」といっても

そもそも身体が手を広げた状態ありきで

プログラムされているので、一瞬力が抜けたとしても

次の動作を行う時にはもう力んでいると思います

 

Aラインバランスの方は「腕が張っている」ことが多く

首から腕が「1つのユニット」を形成するようにセットで

張っています。

 

腕の張りをとってあげないと

脱力できないケースが多いです。

 

ちなみに一流のT先生の首も腕も

みさせてもらいましたが、

筋肉の弾性、可動範囲ともに

最高レベルでした~

 

さすがです~☆

 

声楽家は「声門閉鎖」

ちゃんとできるかどうか

これも一流の条件のようです

 

*これはテノール歌手のお客様を

診るようになってから知りました

 

できないと息がもれるような

声になってしまい、通らない

声になってしまいます

医学書院「標準生理学」より

 

声門については

かなり面白いので

 

今後もっと詳しくブログに

書きたいと思っておりますが

 

今回声門についてお伝えしたいのは

脱力がうまくできないと

声門閉鎖は完成しないということです

 

声帯というのは左右あり

肺からの呼気で高速振動して

声の音源になります

 

その数

1秒間に数百回!

 

声帯と声帯の間を声門といい

声帯同士が擦れ合い振動する

ことで「声」になります

 

吸った息で声門は開き

はいた息で声門は閉じます

 

息がはききれないと

声門は閉じきれません

 

首や肩周りの筋肉は

「呼吸補助筋」と呼ばれ

吸う息をサポートします

 

「呼吸補助筋」がいつも

張っているという状態って

どんな状態だと思いますか?

 

ちょっと「吸った状態」で

姿勢が形状記憶されてい

ということなんです

 

つまり、しっかりはける状態を

作れないので声門は閉じきれません

 

脱力できないと

声門閉鎖は完成しないんです

 

脱力というのは、武道においては達人クラス

スポーツ界のトップアスリートでも

難しいことです

 

なのでテクニックだけの練習では当然

到達することは難しく、

 

私は身体を本気で作っていくことが大切

だと思っております

 

逆に身体作りを優先することで

テクニックの習得を何倍も早めることが

できるんじゃないかと思います

 

頑張っている人に意図した結果を手にして

頂きたい!ぜひそんな人にこの情報が

届きますように☆

 

ではまた次回☆

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年02月27日

声楽編④一流の重心バランスのとり方

今回の話は一流の方とそうではない方の

重心の取り方の話

 

T先生の重心と取り方チェック!

ということで私がいつもみる方法は

『片足立ち』

 

で先生にやってもらうと

あっさり『丹田』に重心があり

中心軸もしっかりしていました

 

さすが☆

 

T先生の身体を触らせて頂いた日は

本当に色々なことをやって頂いたり

触らせてもらったりしましたが、

 

ことごとく私の頭の中にある

人間の理想像がここにある!

と何度も鳥肌が立ち、興奮しました

 

ホント先生すごい☆

 

私は整体トレーナーとして

15年ずっと「人間の原理原則」

追いかけてきました

 

どういう身体の使い方をすれば

人は健康になり、パフォーマンスが

あがるのか?

 

その答えが私の『ゼロウォーキング®』

なのですが、その話は私のホームページを

みて下さい☆

 

今回は「重心」の話

 

重心とは何か?

これについては以下の私のブログを

ご覧ください

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

悪い姿勢が体型を崩す理由

http://www.a-ma-te-rasu.com/posts/post4.html

 

このブログを読んで頂くと

わかると思うのですが、

 

「背骨の状態」によって

重心が変わるということです

 

せぼねが曲がった高齢者の方と

トップアスリートでは背骨の形状が

違うのは想像しやすいと思うのですが

 

形状がちがうということは

重りの中心(重心)も違うんです

 

つまり一流は限りなく背骨の「S字構造」を

使いこなしているから重心は「丹田」にあります

 

重心が丹田にあると、バランスのとり方は

アルファベットの「I」のような

図の「おきあがりこぼし」のような

 

バランスのとり方になります

中心軸がしっかりとれて

内側からも外側からも

 

どんな刺激を受けても

中心に戻ってこれる

そんなバランスのとり方です

 

 

一流ではない方は重心が「丹田」からずれて

「みぞおち」方向へ移動します

 

こうなるとバランスのとり方は

アルファベットの「A」のような

「やじろべえ」のようなバランスのとり方になります

 

やじろべえバランスは

両手両足を東京タワーのように広げ

バランスを取りますので

腕も脚も「外側」が張る感じになります

 

ここまで私のブログを読むと

「バランスの力」を上げるために

不安定な場所で練習をするのは違う

とわかりますよね?

 

バランスの力を上げるには

「せぼねのちから」を上げるのですよ?

 

だって先生は運動もバランスの練習も

していないのにあっさり丹田バランスが

取れるんですよ?

 

つまりある程度の「せぼねのちから」を

持っていれば歌いながら声楽に必要な筋肉は

身に付きますし、背骨や肋骨の構造も

そのようになっていきます

 

ただ生まれつき、もしくは運動発育が悪い

不慮の事故やケガに遭遇した場合

何かしらの「修正」を身体に加えないと

 

どんなに頑張っても、声楽家として

運動パフォーマンスの伸びが途中で

ストップしてしまう確率が非常に高い

 

ということです

 

なので練習してもなかなか伸びない方

先生の指導を受けても先生の言っていることが

再現しにくいと思っている方は

 

才能や感性を疑う前に

身体を見直した方がいいのでは?

というのが私の意見です

 

ではまた次回

 

 

 

 

2019年02月24日
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