声楽編⑥一流の声の反響の秘密~表情筋~

一流の声楽家の声の反響力にも秘密があります~

 

ということでT先生のある部分の

固さをチェック!

 

その場所とは・・・

 

「お顔の筋肉(表情筋)」と「頭皮」

 

いや~

やはり柔らかい!

さすが☆

 

基本的に筋肉というのは

骨から骨についていますが、

表情筋というのは骨から皮膚についています

 

表情筋と頭皮は頭蓋骨を包む

皮膚ということですが、

この皮膚の存在が声の反響に

とっても重要な要素となります

 

頭蓋骨の中には音を反響させる

骨の空間があります

 

副鼻腔・

などがそれになります

 

この空間を上手く使って

どう反響させるか?

 

コンサートホールなどは

ホールの壁の構造にかなり

こだわっているそうです

 

木製の壁を使ったりして

音の反響をコントロールしている

ところもあるそうです

 

お客様に届く反響時間は

計算しつくされている

ということになります

 

ということで歌い手の方も

コンサートホールの壁に相当する

頭蓋骨の骨の壁の固さに

こだわりたいですよね~

 

骨の空間を取り巻く皮膚が固いと

骨の空間の壁は固くなり、

「固い音」になります

 

一方、皮膚が柔らかければ

骨の空間の壁は柔らかくなり

「柔らかい音」を演出できます

 

骨は固いイメージだと思いますが

実は、骨の中はコラーゲン繊維が入っており、

健康な骨は基本「しなり」ます

 

皮膚が柔らかいとこの

骨の振動なども上手く反響に

使っているのかもしれません

 

もう一点、

皮膚というのは

「第3の脳」とも言われ

 

皮膚自体が「意思」を

持っていると言われています

 

後ろから「嫌いな人」が

来たら振り向かなくても

なんとなく嫌な感じがする

みたいなことないですか?

 

表情筋や頭皮を柔らかく使う

ということは

 

この第3の脳の働きもプラスされて、

より表現力が豊かになるのではないか?

 

そうな風におもいます~

 

一流の声楽家の方は

皮膚までも楽器にしてる~

 

いや~

ホントすごいです☆

 

ではまた次回☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019年03月08日